地方都市のマンション転売率が急上昇!大阪・札幌は東京並み?不動産売却を検討する方が知っておくべき市場動向
● 大阪市・札幌市などの地方都市でマンションの短期転売率が急増し、東京23区に匹敵する水準に達しつつある
● 転売が活発なエリアは不動産価格の上昇トレンドにあり、売却タイミングの見極めが重要になっている
● 相続物件や空き家・投資用不動産を持つオーナーにとって、今が「売り時」かどうかを判断する好機かもしれない
「地方のマンションなんて、東京と比べたら動きが鈍いでしょ?」と思っていませんか?実はそのイメージ、すでに古くなっているかもしれません。
最新のデータによると、大阪市や札幌市などの地方主要都市においてマンションの「短期転売率」が急上昇しており、東京23区と比べても遜色のない水準に達しているエリアも出てきています。これは不動産市場が全国規模で活性化しているサインであり、今まさに「売却を検討しよう」と考えているオーナーの方にとっては見逃せないトレンドです。
この記事では、「短期転売率」とは何か、なぜ地方都市で増えているのか、そして不動産を売りたい方がどう活用できるのかをわかりやすく解説します。
「短期転売率」とは何か?基本をおさらいしよう
短期転売率=「買ってすぐ売る」人の割合
短期転売率とは、マンションを購入してから一定の短い期間(おおむね2〜3年以内)のうちに売却した取引の割合を指します。つまり「買ってすぐ売る人がどのくらいいるか」を示す指標です。
この数値が高いということは、それだけ短期間での利益確定(いわゆる「転売益」や「キャピタルゲイン」)を狙った投資家が多く動いているということ。言い換えれば、そのエリアの不動産価格が上昇傾向にあり、「早く売れば儲かる」と多くの人が判断しているサインとも読み取れます。
東京23区では当たり前だった動きが地方にも波及
これまで短期転売が盛んだったのは、主に東京23区や首都圏の一部に限られていました。人口が集中し、再開発や利便性向上による価格上昇が見込めるエリアでは、投資家が短期売買で利益を得やすいからです。
ところが近年、この動きが大阪市・札幌市などの地方主要都市にも広がっています。コロナ禍以降のライフスタイルの変化、リモートワークの普及、インバウンド需要の回復などを背景に、地方の主要都市でも不動産価格が上昇しはじめているためです。
「転売率が高い=そのエリアの不動産が売れている」と理解しよう
難しく考える必要はありません。転売率が高いエリアとは、ひとことで言えば「売ると利益が出やすく、買い手もつきやすい市場」です。投資家が積極的に売買を繰り返すほど、流動性(売りやすさ)が高まり、一般の売主にとっても好条件で売却できるチャンスが生まれます。
なぜ今、地方都市のマンション市場が熱いのか
背景①:地方主要都市への人口・投資の集中
日本全体では人口減少が続いていますが、実は「選ばれる都市」への集中は進んでいます。札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡といった地方の政令指定都市や主要都市は、周辺地域からの人口流入が続いており、マンション需要が底堅く推移しています。
さらに、東京圏の不動産価格が高騰しすぎたことで、投資家が「割安感のある地方主要都市」に目を向け始めました。利回りが取れる物件を探す動きが加速し、これが転売率の上昇につながっています。
背景②:インバウンド・観光需要による価格押し上げ
特に大阪市や札幌市においては、インバウンド(訪日外国人)の増加が不動産価格の上昇を後押ししています。大阪では2025年の万博開催に向けたインフラ整備、札幌では北海道新幹線の延伸計画などが不動産価格の先高感を生み出し、投資家の購入・転売意欲を高めています。
民泊や短期賃貸の需要も相まって、都市部の中古マンションは売りやすい状況が続いています。
背景③:金利上昇懸念から「今が売り時」と判断する投資家が増加
日本銀行の金融政策の転換による金利上昇の動きが、不動産市場にも影響を与えています。「これ以上金利が上がる前に売ってしまおう」という判断をする投資家が増えており、これが短期転売率の上昇としてデータに表れています。
逆に言えば、今まさに市場に活発な買い手がいる状態でもあります。需要がある今のうちに売却を検討することが、好条件での成約につながりやすい環境と言えるでしょう。
不動産を売りたい方が今すぐ確認すべき3つのポイント
① 自分の物件があるエリアの「市場の熱量」を把握する
短期転売率が高いエリアは、言い換えれば「投資家が集まっているエリア」です。あなたの物件がそうした活発な市場の中にある場合、思ったよりも高値で売れる可能性があります。
まずは以下の点を確認してみましょう。
- 最寄り駅からの距離と利便性(駅近物件は投資家需要が高い)
- 周辺の再開発計画や大型施設の誘致情報
- 近隣の成約事例(実際にいくらで売れているか)
- 空室率や賃貸需要の状況(投資家が買いたがる条件かどうか)
② 「相続物件」「空き家」こそ売り時を逃さないことが大切
相続で受け取った実家や空き家を「いつか売ろう」と放置している方は少なくありません。しかし、市場が活発な今のうちに動き出すことが重要です。
空き家は放置するほど管理コストがかかるうえ、建物が傷んで資産価値が下がるリスクもあります。また、2024年に施行された相続登記の義務化により、相続した不動産の名義変更が法律上も求められるようになりました。手続きをきっかけに、売却も含めた活用方針を決めておくことが賢明です。
- 相続登記(名義変更)は2024年4月から義務化済み
- 空き家の管理コスト(固定資産税・修繕費・草刈りなど)は毎年積み重なる
- 市場が活発なうちに売れば、より高い売却価格が期待できる
③ 「査定」は複数社で比較し、地域の実情に詳しい業者を選ぶ
不動産の売却を検討する第一歩は「査定」です。査定とは、あなたの物件がいくらで売れそうかをプロが見積もってくれるサービスで、多くの場合無料で依頼できます。
ただし、査定額は業者によって異なります。大手の全国チェーンは幅広いネットワークを持つ一方、地域密着の不動産会社はその土地ならではの相場感や買い手ネットワークを持っていることが多く、地方物件では特に強みを発揮します。
- 査定は無料でできるので、まず依頼してみることが大切
- 複数社に査定を依頼して比較するのがベスト
- 地域の取引実績が豊富な会社を選ぶと、より正確な相場感が得られる
「売り時」を見極めるために知っておきたいこと
不動産の価格は「永遠に上がり続ける」わけではない
地方都市の不動産市場が活発であることは確かですが、価格が永遠に上がり続けるわけではありません。金利の上昇、人口動態の変化、経済情勢の悪化などのタイミングで市場が冷え込む可能性は常にあります。
「もっと上がるかもしれない」と待ち続けて売り時を逃すのは、不動産売却でよくある後悔のひとつです。現在の市場環境が良好なうちに動くことが、結果として最良の選択になる場合も多いのです。
「売却=損」ではない。保有コストと比較して判断を
「売ったらもったいない」と感じる方も多いですが、不動産を保有し続けることにもコストがかかります。固定資産税、管理費・修繕積立金(マンションの場合)、空室リスク、老朽化による価値下落など、保有し続けるリスクも正直に見ておく必要があります。
「今売ったらいくらになるか」と「このまま持ち続けたらどうなるか」を比較検討することが、納得のいく判断につながります。そのためにも、まずはプロに相談して現状を把握することが大切です。
地方の不動産市場は「エリアによって大きく差がある」ことを忘れずに
今回ご紹介した短期転売率の高まりは、あくまでも大阪市・札幌市などの主要エリアでの話です。同じ「地方」でも、郊外の住宅地や過疎化が進む地域では状況が全く異なります。
たとえば、新潟県内でも新潟市の中心部と郊外・周辺市町村では需要の差が大きく開いています。「自分の物件がどのゾーンにあるのか」を正確に把握するためにも、地域の実情に精通した専門家の意見を聞くことが何より重要です。
今の市場トレンドを味方につけるために、まずは一度「無料査定」から始めてみませんか?売却するかどうかを決めるのはその後でも遅くありません。情報を持つことが、後悔しない判断への第一歩です。
新潟市・新潟県の不動産売却でお悩みの方へ
相続した空き家・実家・アパートの売り方がわからない方は、
地域密着の専門家がしっかりサポートします。まずはお気軽にご相談ください。
参考:https://www.kenbiya.com/ar/ns/jiji/purchase_know_how/9924.html
